浴室、キッチン、カウンター、本棚の造作
各階の大工工事の様子です。
1階のT大工は浴室の造作。
浴室への出入り口部分敷居の芯材には耐腐朽菌に優れたアセチル化木材とよばれる材料を使い、裏側にはステンレスのアングルを仕込むことで長年の使用にも耐えられるようにしています。
荒川の家Ⅲでは照明器具をダウンライトとしているため、通常の天井下地組では防湿層に穴を開けてしまうことになります。防湿層としての天井を組んだ後、通常の天井を組むようにしています。
換気扇の格子蓋の製作。かんなを丁寧にかけ、美しく仕上げると共に水のはじきも良くしています。
2階はユーティリティを終え、キッチンの造作工事に入っています。
いつも通り精度の高い仕事をするW大工。そして私の知る限り3現場連続で2階のリビング・ダイニング・キッチンの造作を担当するW大工です。
3階ではI大工が吹抜け部のカウンターを組んでいます。ブラックチェリーの耳のバリを削っています。
手摺の縦格子とブラックチェリーのカウンター。
吹抜けの脇には本棚を設けます。
コメント