荒川の家Ⅲ 構造見学会の様子です。
『荒川の家Ⅲ』の構造見学会の様子です。
敷地は24坪弱で敷地間口5.2mの奥行きは3倍近い15m弱
都内としては決して小さな土地ではありませんが車庫スペースや避難通路幅1.5mを取るために3.5mは最低でも必要。両側の隣地間の空きスペースも必要。全面をすべて開口にすれば耐力壁も取る余裕が無くなります。耐震性能は等級3を確保は弊社の標準なのでその為に特殊な狭小耐力壁ベースセッターを連続して並べて体力を確保しています。
建物間口は4095㎜。
有効間口は避難通路+車庫スペースで3546㎜
こちらが狭小耐力壁のベースセッター。靭性がある柱脚金物が強固に固定されており水平力に抵抗します。一方向ラーメンのように両側に袖壁が必要にはならず、片側だけ450㎜のスペースで済みます。
5ヶ所並んでいます。
180角の燃え代柱。
浴室内。中庭への窓があります。
給水給湯配管なども構造見学会ではご覧いただけます。
設備の維持管理などについてもご説明を致しました。
構造耐力壁についても様々なタイプがあります。これは体力面材のハイベストウッドを使って柱の内側に平らに納める方法。
地鎮祭から始まる現場の初期の工程から示した写真を必ず並べています。
ここまでの工程がご理解を頂けると思います。
2階リビングに採光を得るための吹き抜けと天窓の見上げです。
角にありますが囲まれた光庭。
1階の光庭を望む掃き出し窓。
3階のホール的なスペース。準耐火構造は原則、柱、梁の現しは難しく燃え代設計を行う事で可能となります。桧の柱と杉の化粧梁です。
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