新卒入社の同期仲間と過ごした家



この家には、大学院卒業後、新卒入社した会社(本社は大阪)の研修期間に3か月だけ住みました。会社が新卒研修のために短期間で借り上げたウィークリーマンションで、大阪の大国町という場所にありました。これまで関東圏にしか住んだことがなかったので、初めての大阪での生活は、若干の不安とともに、とてもワクワクした記憶があります。また、この大国町という場所は、大阪では決して治安の良い場所ではない(いわゆるミナミ)であることが後から分かりましたが、難波や新世界に近く、私にとっては、異文化に触れるような刺激があって、とても楽しかったです。また、同期入社の仲間たち、総勢30人くらい同じ場所で過ごしたので、マンションの1階の集会場や近くのBARで一緒に飲んだり、休日にみんなでバスを貸し切って釣りに行って遊んだり、レンタカーを借りてドライブしたり….短期間でしたが、非常に多くの思い出が残っている場所です。
部屋はシンプルな1Kで8畳一間、ユニットバスでキッチンもシンプルな電熱コンロ1口だったと記憶しています。とても殺風景な部屋だったので、観葉植物を買って飾ったり、中古の安い自転車(5000円くらい)を買って行動範囲を広げたりしましたが、そんなことをするのは同期の中では私だけだったので、結構、笑われました。どうも、私には短期間でも暮らす場所を良くしたい、少しでも快適にしたいという想いと行動力があるのだなと改めて感じました。
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